レイアウト オブジェクトを回転させる

grob-interface をサポートするすべてのレイアウト オブジェクトは、それらのオブジェクトの rotation プロパティを設定することにより、回転させることができます。これは 3 要素のリストをとります: 反時計回りの回転の角度、オブジェクトの参照ポイントからの相対座標 x と y (この座標が回転の中心になります) です。回転の角度は ‘°’で指定し、座標は譜スペースで指定します。

回転の角度と回転の中心座標は、トライ&エラーで決定する必要があります。

レイアウト オブジェクトを回転させることが有用な状況はあまりありません。以下の例は、有用であるかもしれないシチュエーションの 1 つを示しています:

g4\< e' d'' f''\!
\override Hairpin.rotation = #'(15 -1 0)
g4\< e' d'' f''\!

[image of music]

LilyPond 記譜法リファレンス v2.25.15 (開発版).