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方向プロパティ
多くのレイアウト オブジェクトの位置や向きは、direction プロパティによって制御されます。
direction プロパティの値は、1 (“上向き” あるいは “上” を意味します)、-1 (“下向き” あるいは “下” を意味します)
にセットすることができます。記号 UP と DOWN は、それぞれ 1 と -1 の代わりに用いることができます。デフォルトの向きを指定するには、direction を 0 あるいは CENTER にセットします。このような方法を用いる代わりに、多くの場合で、向きを指定するための前置コマンドが存在しています。それらはすべて以下のような形式をとります:
\xxxUp, \xxxDown, \xxxNeutral
ここで、\xxxNeutral は “デフォルトの向きを使用する”
ことを意味します。譜内部オブジェクト を参照してください。
いくつかのケースでは
– 一般的な例としてはアルペジオしかありません –
direction プロパティの値は、オブジェクトが親オブジェクトの左右どちらに配置されるかを指定します。
この場合、-1 あるいは LEFT は “左側” を意味し、1 あるいは RIGHT は “右側” を意味します。0 あるいは CENTER は、前のケースと同様に、“デフォルトの向きを使用する” ことを意味します。
これらの指示子は、キャンセルされるまで効果を持ちます。
\relative { c''2( c) \slurDown c2( c) c2( c) \slurNeutral c2( c) }![]()
多声の音楽では、一般的にオブジェクトの向きを変えるよりも明示的に
voice を指定した方が良いです。更なる情報は、複数のボイス を参照してください。
参照
学習マニュアル: Within-staff objects
記譜法リファレンス: 複数のボイス
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