5.4.2 向きと配置

楽譜を写植しているとき、多くの要素の向きと配置には選択の余地があります。例えば、音符の符幹は上向きあるいは下向きにすることができ、歌詞、強弱記号、他の表現記号は譜の上あるいは下に配置することができ、テキストは左揃え、右揃え、あるいは中央揃えにすることができる、などです。これらの選択のほとんどは LilyPond によって自動的に決定されますが、強制的に向きや配置を指定することが望ましい場合もあります。

LilyPond 記譜法リファレンス v2.25.15 (開発版).