2.9.1 サポートされているスタイルの概要

グレゴリオ聖歌を譜刻するのに適したスタイルが 3 つあります:

中世後期やルネサンス期に用いられる、計量音楽の写本や印刷本の見た目を模倣するスタイルが 3 つあります:

BaroqueClassical は完全なスタイルではありません。デフォルトのスタイルとわずかな点が異なるだけです。 いくつかの符頭 (Baroque) と四分休符 (Classical) です。

全ての記譜記号について置き換えが存在するのは、計量音楽のスタイルのみです。休符や符尾は単旋律聖歌の記譜に用いられないため Gregorian スタイルに存在せず、Petrucci スタイルには符尾や臨時記号がありません。

それぞれの記譜要素は他とは独立して変更することができます。つまり、1 曲の中で Mensural スタイルの符尾を使いながら、Petrucci スタイルの符頭と、Classical スタイルの休符、Vaticana スタイルの音部記号を使うことができます。

参照

音楽用語集: mensural notation, flag


LilyPond — 記譜法リファレンス v2.24.4 (安定版).