[ << Rhythms ] | [Top][Contents] | [ Expressive marks >> ] |
[ < トレモロを符幹に接触せずに譜刻する ] | [ Up : Rhythms ] | [ リハーサル記号を指定した番号や文字から始める > ] |
一つの \tuplet コマンドで複数の連符を入力する
tupletSpannerDuration
プロパティは、一つの \tuplet
コマンド内にある音符が、どれぐらいの長さで連符一つ分を作るかを指定します。これにより、一つの \tuplet
コマンドで多くの連続した連符を作成することができ、入力が簡潔になります。
tupletSpannerDuration
を設定する方法はいくつかあります。\tupletSpan
コマンドは、プロパティを与えられた長さにセットし、長さではなく \default
が与えられた場合はリセットします。もう一つの方法は、\tuplet
のオプション引数を用いることです。
\relative c' { \time 2/4 \tupletSpan 4 \tuplet 3/2 { c8^"\\tupletSpan 4" c c c c c } \tupletSpan \default \tuplet 3/2 { c8^"\\tupletSpan \\default" c c c c c } \tuplet 3/2 4 { c8^"\\tuplet 3/2 4 {...}" c c c c c } }