right-padding プロパティ

right-padding プロパティは臨時記号とそれが適用される音符との間のスペースに影響を与えます。このプロパティを変更することは必ずしも必要ではありませんが、微分音の音楽で使われる特殊な臨時記号の図柄や図柄の組み合わせに対してデフォルトのスペースが適切ではない場合に必要となるかもしれません。臨時記号のステンシルを望みのシンボルを保持するマークアップにオーバライドする必要があります:

sesquisharp = \markup { \sesquisharp }
\relative {
  c''4
  % これは 1.5 倍シャープを譜刻しますが、スペースが小さすぎます
  \once \override Accidental.stencil = #ly:text-interface::print
  \once \override Accidental.text = #sesquisharp
  cis4 c
  % これはスペースを改善しています
  \once \override Score.AccidentalPlacement.right-padding = #0.6
  \once \override Accidental.stencil = #ly:text-interface::print
  \once \override Accidental.text = #sesquisharp
  cis4 |
}

[image of music]

これは必然的に臨時記号のステンシルをオーバライドすることになります。このオーバライドについては後々までカバーされません。ステンシル タイプは手続きでなければならず、ここでは Accidentaltext プロパティの内容 – 内容には 1.5 倍シャープがセットされています – を譜刻するように変更されています。それらの記号は right-padding のオーバライドによって符頭からさらに遠くへ移動させられています。


GNU LilyPond 学習マニュアル v2.25.17 (開発版).