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padding プロパティ
padding プロパティに値をセットすることによって、音符とその上または下に譜刻される記号との間の距離を増減することができます。
c'2\fermata \override Script.padding = #3 b2\fermata![]()
% これは機能しません。この下を見てください \override MetronomeMark.padding = #3 \tempo 4 = 120 c'1 | % これは機能します \override Score.MetronomeMark.padding = #3 \tempo 4 = 80 d'1 |![]()
2 番目の例では、ある特定のオブジェクトを扱うのはどのコンテキストなのかを突き止めることが重要であるということに注意してください。MetronomeMark オブジェクトは Score コンテキストの中で処理されるため、Voice コンテキストの中でのプロパティの変更は無視されます。更に詳細を知りたければ、Modifying properties を参照してください。
outside-staff-priority に従って配置されているオブジェクトの並びの中のあるオブジェクトの padding プロパティが増やされた場合、そのオブジェクトとそれよりも外側にあるすべてオブジェクトが移動させられます。
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