調号の取り消し表示を新たな調号から離す

デフォルトでは、調号が変更される際のナチュラルによる取り消し表示は、新たな調号のすぐ隣に配置されます。この挙動は、BreakAlignment Grob の break-align-orders プロパティをオーバライドすることで変更できます。

break-align-orders は長さ 3 のベクトルで、それぞれが改行可能なアイテムを要素とした quote リストを取ります。この例では 2 つ目のリストのみを変更しており、key-cancellationstaff-bar の前に移動しています。2 番目の要素はシステムの途中における配置に影響し、行頭あるいは行末には影響しません。

music = { \key es \major d'1 \bar "||"
          \key a \major d'1 }

{ <>^\markup "default"
  \music }

{ <>^\markup "cancellation first"
  \breakAlignInsert key-cancellation before staff-bar
  \music }
[image of music]

LilyPond snippets v2.25.35 (development-branch).