“紙とインクに悩まされて”
LilyPondの背景
LilyPondは楽譜の作成ソフトとして唯一ではありません。
楽譜を印刷できるプログラムはたくさんありますし、今日新しく印刷される楽譜はコンピュータで制作されています。
残念なことに(クラシック音楽を演奏する音楽家に聞けば分かりますが)、それが故に新しい楽譜は古い物より見映えが良くありません。
手作業と機械の差は何でしょうか、またどうしてそうなるのでしょうか。 どうしたら、それを改善できるでしょうか? このエッセーでは楽譜清書(ソフト)の問題点と、私達が取った解決手段について説明します。
目次
- 序章: コンピュータによる楽譜制作の何が良くないのか?
- ソフトの何が良くないのか、言い替えればFinaleが楽譜ソフトの最終形でも全てでも無い理由。
- ソフトのデザイン上避けるべき点、あるいは楽譜作成のモデリング。
- 分割と統治、自動楽譜作成の設計図。
- 素晴らしい、しかし理論どおり動くのか? 楽譜作成を得るための実際的アプローチ。
- 譜刻楽譜印刷の芸術。
- 活版術の実現: 譜刻の問題に対するハッカーの取組み。
- 自由度の高いプログラム構造 楽譜作成ソフトを作ろう。
- 美しい数: LilyPondがミスワールドに参加する方法。
- 譜刻のベンチマーク: 構造は十分フレキシブルか?
- LilyPond独自の組版の特徴。
- 入力フォーマット: 音楽の入力法。
- まとめ