4.1.4 可変な垂直方向の \paper スペース変数

たいていの場合、ある要素間 (マージン、タイトル、システム、score 等の間) の垂直方向の間隔は、状況に応じて伸びたり縮んだりするよう、可変であることが好まれます。いくつかの \paper 変数 (以下でリスト アップします) は、長さを微調整することができます。

このセクションで説明する \paper 変数は、個々のシステム内にある譜のスペースを制御しないということに注意してください。システム内のスペースは、普通は \score ブロックや \score ブロックの中に配置される設定を通じて、グラフィカル オブジェクトのプロパティによって制御されます。システム内部の可変な垂直方向のスペース を参照してください。

LilyPond 記譜法リファレンス v2.25.15 (開発版).